どのように効果が機能するか説明します

ここから葉の構造を光学顕微鏡で見てみます。どうやって効果が表れるか見てみましょう。
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葉の構造を知る

上の動画で何が起こっているのでしょうか?ここでは一般的な葉の構造を説明します。下の図で植物の葉の断面を説明しましょう。

Leaf_Structure JP
葉の内部構造の中規模図 (葉、ウィキペディア参照、2020年)

拡大して細部を見ると、植物細胞が識別できます。次の図は、葉の構造の重要組織をさらに示しています。

 

葉の構造の詳細図(葉、ウィキペディア参照、2020)
葉の構造の詳細図(葉、ウィキペディア参照、2020)

太陽光エネルギーは、葉が光合成に使用できる様に化学エネルギーへと変換されます。

クロロフィルと呼ばれる葉の分子は、太陽光エネルギーを使用して、水と二酸化炭素ガスを糖分と酸素へ変えます。

植物光合成の種類と方程記号式 (光合成、ウィキペディア、2020年)
植物光合成の種類と方程記号式 (光合成、ウィキペディア、2020年)

二酸化炭素ガスは、葉の表皮(ろう状皮膚)の気孔(ストーマ:目に似た毛穴)を内部に侵入し、光合成が行われる葉肉へと浸透します。

気孔は、葉の表皮を通る二酸化炭素ガスの通過を制御する役割を果たします。

重要なのは、葉を支える静脈が、養分として水やミネラルを植物全体に運ぶ容器状のモノで満たされていることです。

下の顕微鏡で撮影した画像は、表皮を透過できる気孔(ストーマ:目に似た毛穴)を示しています。

毛状突起(毛のような付属肢)を示す、ニコチアナアラタの葉の表皮の走査型電子顕微鏡画像
(葉、ウィキペディア参照、2020年)
毛状突起(毛のような付属肢)を示す、ニコチアナアラタの葉の表皮の走査型電子顕微鏡画像 (葉、ウィキペディア参照、2020年)

ではコンタクトオーガニクス社の除草剤はどのように機能するか

当社の製剤は、植物が水分を保持するのに不可欠な葉の保護層を取り除くことにより、対象植物の正常な光合成を防ぎます。脱水状態にすることで、植物は栄養分を得ることができません。動画は当社製剤が一体どの様に植物の細胞内で機能しているかを見ることができます。

0:07 液剤を塗布すると、界面活性剤の助けを借りて、表皮全体にすばやく広がります。一部の製品は、気孔を通過して葉肉に浸透します。

 

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0:09 有効成分である酢酸は、表皮(キューティクル)層を破壊しながらし、葉の水分保持能力を取り除きます。

水は光合成に必要な成分であるため、植物はやがて枯れて行きます。

更に効果的な有効成分は、葉の基礎構造を破壊し続けています。

その結果、葉肉は急速に水分を失い、脱水を加速します。

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0:24 ここでは、通常は表皮の腐敗によって保護されている海綿状の葉肉(不規則な形の細胞)を観察できます。

葉肉細胞の周りの小さなポケット状の組織は、それらが分解し続けるにつれて増加しています。

葉が必須栄養素を運ぶ中心静脈は、水分を排出し始め、徐々に小さくなり始めます。

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0:43 水分が失われると、静脈の細くなり、葉肉がさらに劣化します。

0:07の時点での同静脈と比較すると、違いは明らかです。

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0:52 この時点で葉は基本的な構造がほとんど消滅し、葉緑素を生成することができません。日光は、細胞内に残っている水分を枯渇させます。

葉からの水分放出は、気孔とキューティクルの間に二重層でぼやけた断片の残骸が画像上で見受けられます。

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0:56 動画終了間近で、葉の構造は、形がほとんど失われ、柔らかいパルプ状になります。

水分は画像の下部の方に閉じ込められています。葉の脱水がさらに急速化されています。

1分程度のこの動画で、細胞が破壊される動きがあるのは実質10秒間弱です。

他の試験動画では、上記の反応後も、葉の乾燥と葉肉の非緑化が完了しても、さらに腐敗が続くことがわかりました。

当社の液剤の成分浸透は、根系への経路が見つかるまで続きます。この様に徹底的に植物の生存要素を断ち切るまで機能し続けます。

対象比較

左の開始直後と0:57秒後の比較では、表皮の劣化、静脈液の伝達力の低下、水分喪失による葉肉の機能低下がよくわかります。

 

結論

当社はまず植物をしっかり研究し、そこに科学を効果的に機能させることを考え続けた結果、危険な化学物質や残留化学物質に依存することなく、雑草防除迅速かつ効果的に実行させる方法を開発することに専念してきました。

当社製剤は、土壌の生物多様性はもちろん、人や動物に有害で且つ有毒な残留物や物質を残しません。